コードが書けない私が、AIと二人三脚でクラウドワークスのVBA案件を納品した話

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コードが書けない私が、AIと二人三脚でクラウドワークスのVBA案件を納品した話

先日、クラウドワークスで受注していた案件を無事に納品して、報酬が振り込まれました。

金額は、4,400円

決して大きな額ではありません。副業の1件としては、むしろ小さいくらいです。

でも、私にとってこの4,400円は、ちょっと特別な意味を持っています。

なぜなら――プログラムのコードをほとんど自分で書かずに、開発案件を最後までやり切れたからです。

3年前、私はコーディングに挫折しました。(その話はこちらの記事に書いています)

そんな私が、AI(Claude)と二人三脚で「プログラムの改修案件」を納品できた。

今日は、その一部始終を、正直な収支もふくめて等身大でお伝えします。


どんな案件だったのか

受注したのは、Excelで作られた「住所録の管理システム」に機能を追加するという案件でした。

このツールは、VBA(※ExcelなどのOfficeソフトを自動で動かすためのプログラミング言語)で作られています。すでに完成して動いているツールに、追加で4つの機能を組み込んでほしい、という内容でした。

要望をざっくり言うと、こんな感じです。

  • 名前でもデータを検索できるようにしたい
  • 郵便番号を入れたら住所が自動で表示されるようにしたい
  • データをまとめて範囲選択できるようにしたい
  • 画面をもっと大きく、見やすくしてほしい

しかも、クライアントからは「急ぎで」とのこと。納期は実質2日でした。

正直に言うと、受注した瞬間、ワクワクと同時に、ひとつの不安が頭をよぎりました。


一番の不安は「VBAのコードの精度」だった

私のVBAスキルは、独学で少しかじった程度です。

ゼロから自分でツールを組むのは難しいし、ましてや他人が書いた既存のコードを読んで、そこに機能を足すなんて、一人ではまず無理でした。

そして何より不安だったのが、AIが書くVBAコードの精度です。

「本当にちゃんと動くコードが出てくるのか?」

実は以前、別の言語(GAS)でAIに書いてもらったコードが動かず、苦労した経験がありました。(その話はAIで絶対にやらないことにも書いています)

だから今回も、「動かなかったらどうしよう」という不安が、心のどこかにあったんです。

先に結論を言ってしまうと――この不安は、完全に杞憂でした。


AIと二人三脚での進め方

ここが今回、一番お伝えしたい部分です。

大前提として、私はAIに全部を丸投げしたわけではありません。実際の流れは、こんな二人三脚でした。

① まず、要件をAIと整理する

最初に、Claudeにツールのファイルを渡して、「今このツールが何をしているのか」を読み解いてもらいました。

そのうえでクライアントの要望を伝え、どう実装するかの方針を固めていきます。このとき、仕様の曖昧な部分は「クライアントに確認すべき点」として洗い出すこともしました。ここを飛ばすと、後で作り直しになりますからね。

② クライアントへの説明資料も一緒に作る

改修の方向性・作業時間の目安・見積もり金額をまとめた説明資料も、Claudeと一緒に作成しました。

自分の頭の中を整理して相手に伝える作業は、AIがとても得意な部分です。

③ コードと「手順書」を受け取る

方針が固まったら、Claudeがコード一式と、「VBEのどこに何を貼ればいいか」の手順書を作ってくれました。

VBE(※VBAのコードを編集する専用画面)は非エンジニアには少しとっつきにくいのですが、手順書があると迷いません。

④ ここは、自分の手で

フォーム(入力画面)のボタンの配置やサイズ調整といった「見た目」の部分は、自分でVBEを触って作業しました。

コードは、指定された場所に貼るだけ。でも、どこに何を置くかを確認しながら手を動かすのは、私自身の仕事です。

⑤ テストして、修正対応する

ダミーデータを使って動作を確認し、納品。

その後、クライアントから「ここをこう直してほしい」という修正依頼も来ました。そのたびに、またClaudeと一緒に直して対応しました。


こうして書き出すと分かる通り、AIは「一番の壁だったコードを書く部分」を肩代わりしてくれた相棒でした。

要件を決めるのも、クライアントとやり取りするのも、実際に手を動かすのも、最終的にOKを出すのも、全部自分。

「AIが勝手に案件をこなしてくれた」わけでは、まったくないんです。


結果:実作業1時間。コードを書く辛さが、消えた

さて、気になる作業時間です。

実際に手を動かした時間は、ざっくり1時間くらいでした。

もしAIを使わず、全部自分で調べながらコードを書いていたら――たぶん3〜4時間はかかっていたと思います。いや、正直に言えば、そもそも完成できたかどうかも怪しいです。

VBAで一番しんどいのは、何を隠そう「コードを書くこと」そのものなんですよね。

  • 文法を調べて
  • エラーと格闘して
  • 動かない原因をひたすら探して

この、一番エネルギーを使う部分が、まるっとなくなった。

これが本当に、本当に大きいんです。

そして、あれだけ不安だったコードの精度も、蓋を開けてみれば杞憂でした。もちろん一発で完璧、とはいかず修正のやり取りもありましたが、その直しもAIとすぐに対応できました。


正直な収支

このブログのポリシーなので、正直に書きます。

  • 報酬:4,400円(入金確認済み)
  • 実作業:約1時間

「時給4,400円か、おいしいじゃん」と思った方もいるかもしれません。

でも、フェアに補足します。この裏側には、要件を整理したり、クライアントと何度かやり取りしたり、修正に対応したりする時間もありました。だから「1時間で4,400円が労せず手に入る」という単純な話ではありません

それでも――コードが書けない非エンジニアが、開発案件でちゃんと対価を得られた

この事実が、私にとっては金額以上に大きな意味を持っていました。


この案件で、確信したこと

3年前、私はコーディングに挫折しました。

「構成力もデザイン力も足りない、書く労力に対して、できあがるものが見合わない」と、心が折れたんです。

でも今回、はっきり思いました。

あのとき挫折した「コードを書く」という壁を、AIが越えさせてくれた。

非エンジニアがつまずくポイントって、たいてい「実装=コードを書くこと」なんですよね。

アイデアはある。やりたいことも分かる。でも、それを動くコードにする最後の一歩が、とてつもなく高い壁だった。

その壁を、AIは肩代わりしてくれます。

だからこそ、同じように「自分にはどうせ無理」と思っている非エンジニアの方に、伝えたいんです。

  • 完璧にコードを書ける必要は、もうない
  • 要件を理解して、AIに的確に指示して、動作をきちんと確認できれば、案件はやり切れる

もちろん、丸投げはダメです。最終的な責任は、いつも自分にあります。

でも「相棒」として使えば、非エンジニアでもできることの範囲は、一気に広がります。


まとめ:あなたが今日できる、最初の一歩

今回の体験を一言でまとめるなら、こうです。

コードが書けなくても、AIと組めば、開発案件は納品できる。

もしあなたが「AIを使って副業を始めてみたい」と思っているなら、具体的な最初の一歩はこれです。

  1. クラウドワークスに登録して、「自分が少しでも触ったことのあるツール」の案件を探す(私の場合はExcel・VBAでした)
  2. 応募文はAIに下書きしてもらう(ただし、自分の言葉で必ず確認する)
  3. 受注したら、AIと二人三脚で進める(要件整理 → コード → 手順書 → テスト → 修正)

いきなり大きな案件を狙う必要はありません。私の初報酬だって4,400円です。

でも、その4,400円は「非エンジニアでも、AIと組めば開発の対価を得られる」という、確かな一歩の証明でした。

私はこれからも、こうした案件のリアルを、成功も失敗もふくめて記録していきます。次の案件のことも、また正直にここで報告しますね。


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