先に、結論から書きます。
この案件、私は落選しました。
クラウドワークスで見つけた、ある勤務管理表の修正案件。
自分の得意分野だと思って応募し、AIも使ってしっかり準備して臨みました。
でも――。
数日後に届いたのは、契約見送りを知らせる、あの自動送信の定型メッセージでした。
この記事は、その「応募して、落ちるまで」の全記録です。
華々しい成功談ではありません。
でも、私と同じように「副業でクラウドワークスに挑戦したいけど、なかなか通らない」という方には、きっと役に立つはずです。
なにせ、このブログはAI実験室。
成功か失敗かは、正直どうでもいいんです。
大事なのは、そこから何が残るか。
――そんな視点で、読んでもらえたら嬉しいです。
なぜ、この案件に応募したのか
まず、私がなぜこの案件を選んだのか、から書きます。
案件の内容は、ざっくり言うと「勤務管理表のExcelで、うまく集計できていない部分を、マクロを使わず計算式で直してほしい」というものでした。
これを見て、私は「これは応募したい」と思いました。
理由は2つあります。
1つ目:経理事務と重なる領域だったから
私は本業で冠婚葬祭業界の経理をしています。
勤怠の集計や、Excelでの数字の管理は、日々やっている仕事そのもの。
案件の内容が、自分の実務と地続きだったんです。
2つ目:Excel・VBA・GASという、自分の得意領域&AIが力を出せる領域だったから
私はもともと、独学でExcelのVBAやGAS(Google Apps Script)をいじってきました。
※ VBA・GAS……Excelやスプレッドシートで作業を自動化するための簡易プログラム
そして、こういう「表計算の数式・自動化」というジャンルは、AIが特に力を発揮してくれる領域でもあります。
自分の得意分野で、かつAIという武器が効く。
この2つが揃っている案件は、私にとって「勝ち筋がある」と感じられる案件でした。
だから、応募することにしたんです。
応募一覧を開いたら、すでに26件
「よし、応募しよう」と応募画面を開いて――。
私は、ある数字を目にします。
応募件数:26件。
私が応募すれば、27人目。
正直に言えば、けっこうな競争率です。
でも、私はこの数字を見ても、あまり気になりませんでした。
理由はシンプルです。
応募人数は、関係ない。 なぜなら、応募しなければ、採用される確率は永遠に0%だからです。
26人いようが100人いようが、自分が出さなければ、その時点で終わり。
出せば、少なくとも0%ではなくなる。
――そう考えているので、私は競争率の多さで応募をためらうことは、ほとんどありません。
もしあなたが「応募者が多いから、どうせ無理」と尻込みしているなら。
その”多さ”は、あなたが応募しない理由にはならない、と私は思います。
AIで準備して、自分の感性で仕上げた
応募にあたって、私は提案文(応募メッセージ)をAIに手伝ってもらいました。
案件の募集内容をAIに渡して、応募メッセージのたたき台を作ってもらう。
このとき、AIは**「詳細にアピールする版」と「簡潔にまとめた版」の2パターン**を出してくれました。
私が選んだのは、簡潔版。
そのうえで、言葉尻やニュアンスを自分の感性で整えて――いわゆる”微修正”をして、送信しました。
ここは私のこだわりでもあります。
AIの文章は優秀ですが、そのまま送ると、どこか「AIっぽさ」が残ることがある。
最終的に相手に届く文章は、自分の言葉として血の通ったものにしたい。
だから、AIに8割作ってもらって、最後の2割を自分で仕上げる。
このワークフローが、私にはしっくりきています。
ちなみに、この案件で「実際にどんな集計の仕組みを作ったのか」は、別の記事で技術的に詳しく解説しています。
数式の中身や、AIが書いた式が一部だけ間違っていた失敗談まで、全部書いているので、興味があればこちらもどうぞ。
▶ 【Excel】1つのセルに複数項目…普通の関数で集計できない問題をAIと解決した話
結果:契約見送りの定型メッセージ
そして、数日後。
私のもとに届いたのは、契約見送りを知らせる、自動送信の定型メッセージでした。
クライアントからの個別の返信は、一度もありませんでした。
やり取りが始まることもなく、静かに、機械的に、終わった。
正直、少しだけ寂しさはあります。
でも、これがクラウドワークスの現実だとも思います。
26件を超える応募の中から、たった1人を選ぶ。
選ばれなかった大多数には、丁寧な理由の説明などない。
それが当たり前の世界なんです。
落選の理由は、正直「分からない」
では、なぜ私は落選したのか。
正直に書きます。
分かりません。
クライアントからの返信がなかった以上、本当の理由は知りようがない。
ただ、自分なりに予想はしています。
思い当たるのは、この2つです。
① 返信(応募)の速さ
案件が公開されてから、私が応募するまでに、少し時間が空いていました。
すでに26件の応募がある状態。
早く応募した人ほど、クライアントの目に留まりやすかったのかもしれません。
② 価格
提案した金額が、他の応募者と比べて高かった可能性もあります。
相場より安く出す人がいれば、そちらが選ばれるのは自然なことです。
……とはいえ、これらはあくまで私の推測。
**「落選の理由は、たいてい分からない」**というのが、クラウドワークスのリアルです。
だから私は、落選するたびに落ち込みすぎないようにしています。
理由が分からないものを、いつまでも悩んでも仕方がないですから。
私の成約率は、今のところ2%
ここで、私の恥ずかしい数字も正直に公開します。
現時点での私のクラウドワークス成約率は、約2%。
これまでの成約実績は、VBAやスクレイピング、アンケート作成など、4件ほどです。
100回応募して、2回通るかどうか。
……我ながら、なかなか厳しい数字です。
でも、これを隠すつもりはありません。
なぜなら、この成約率がこれからどう変化していくかを追いかけることも、このブログの大事なテーマだからです。
今は2%。
これがAIの活用や場数で、3%、5%と上がっていくのか。
それとも、なかなか変わらないのか。
その過程を、成功も失敗も含めて、正直に記録していきます。
だから今回の落選も、私にとっては「2%を積み上げる過程の1つ」でしかありません。
それでも、落選は”損”じゃない
ここまで読むと、「なんだ、ただの失敗談か」と思うかもしれません。
でも、私はこの落選を、まったく損だとは思っていません。
理由は、落選しても、成果物・経験・知識は手元に残るからです。
今回、私はこの案件のために、実際に動く集計ファイルを作り込みました。
その過程で、古いExcelでも動く数式の書き方や、AIに任せたときの落とし穴を、身をもって学びました。
これらは、案件に落ちたからといって消えるものではありません。
そして、ここが一番大きいのですが――。
この経験は、本業の経理にそのまま活かせます。
勤怠の集計、Excelの数式、AIとの付き合い方。
今回学んだことは、明日からの私の仕事を、確実に少し楽にしてくれる。
副業の案件は落としたけれど、本業のスキルは上がった。
そう考えれば、これは”損”どころか、むしろ”得”です。
作った成果物は、ポートフォリオとしても公開しています。
次の案件で「こういうものが作れます」と示す材料にもなる。
落選という結果は、ちゃんと次につながる資産に変わっているんです。
まとめ:また、次に応募する
最後に、この記事で伝えたかったことをまとめます。
- 応募者が多くても、関係ない。応募しなければ、確率は永遠に0%
- AIで提案文を準備し、最後は自分の言葉で仕上げる
- 落選の理由は、たいてい分からない。落ち込みすぎない
- 私の成約率は今2%。その変化もこのブログで追いかけていく
- そして――落選しても、成果物・経験・知識は残る。本業に活きることもある
このブログはAI実験室です。
だから、成功か失敗かは、本質的にはどうでもいい。
大事なのは、挑戦して、そこから何かを持ち帰り、次に活かすこと。
今回の私は、案件には落ちました。
でも、動くファイルと、確かな知識と、こうして記事にできる経験を持ち帰りました。
だから私は、まったく凹んでいません。
――また、次の案件に応募します。
もしあなたも、クラウドワークスで挑戦してみようか迷っているなら。
一緒に、落選を恐れず応募していきましょう。
確率0%を、まずは1%にするところから。
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